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滑舌を良くしたい

今日のレッスンは滑舌のご相談でした。
言いにくい発音があって気にしている方、意外と多くいらっしゃいます。
会話中に聞き返されることが重なると「私、発音が苦手なのかも…」と心配になっていきます。

子供の頃から言いにくい発音が特定されている場合、音から改善するより、発声を動作として捉えてトレーニングしていくことが効果的です。

つまり、発音しようとある音を発音するには口の中をどのように動かすのか、その動かし方から音を学んでいくのです。

タ行とカ行が苦手で接客中に聞き返される

カ行がタ行に間違えられる場合、「か」の音を再生する練習ではなく、「か」が生まれる舌の動かし方や息の流れの動作をトレーニングするのです。
これまで「か」の動作指令が脳から口腔機能に送られた時に「た」の運動をしてしまっているので、今までの舌の動かし方は「か」ではないですよ、新しく「か」の舌の動きを学んでいきましょう!トレーニングしていきます。
繰り返し練習して、この動きが「か」の動作だと身体と脳で学習していくのです。
この方法で大体の方は「か」が発音できるようになっていらっしゃいます。

マスクや会話が減ったことも影響しています

最近、声が出にくくなったり、発音しにくくなった場合、マスクなどの影響もあります。
ここ数年表情筋や顎の動きが制限された発声を繰り返しているので、口や舌の動きが悪く、疲れやすいため発音ができなくなることもあります。
この場合、以前は話せていたけど最近気になってきた方、夕方になると呂律が回らなくなる方が該当してきます。
そんな方には表情筋や舌を含め、口腔内からマッサージを行うオーラルコンディショニングがおすすめです。

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